豆知識 結露はなぜ起こる?
2022/02/14
冷たい飲み物をコップに入れるとコップの外側に水滴がついたり、冬場に窓ガラスが曇ったり、このことを結露といいます。
そもそも、結露ってなに?
→空気中の水蒸気が水滴となって物体の表面に付着する現象のこと。
水蒸気というのは水が気体に変化したもので、目で見ることはできません。
空気中の水蒸気の割合を表すことを湿度といいます。
結露は、空気の温度が高い状態から低い状態に変化したときに起こります。
コップの表面に水滴が付く場合…
コップの中に冷えた物を入れるとコップ自体に冷たさが伝わります。同時に周りの空気も冷やされるため、結露が起こります。
窓ガラスの表面に水滴が付く場合…
コップと同じで、外が寒くて中が温かい部屋の場合、部屋側の空気が冷やされ結露ができます。
!結露は放置してはいけない!
結露の発生によりその部分が濡れると衛生面が悪いほか、建物の腐敗など構造のダメージを与えます。
また、結露をそのままにしておくとカビの発生にも繋がります。
カビはアレルギーの原因になったり、病気の原因になったりする危険な細菌です。
結露を防ぐには?
湿度を下げる
湿度を下げれば、空気中の水蒸気が変わらなくても結露しにくくなります。
こまめな換気や除湿、お風呂場のドアを開けっぱなしにしないなど、できることから始めていきましょう。
またできてしまった結露も、雑巾などで早めにふき取るようにしましょう。