ポストコロナ時代に求められる家づくり
2022/02/18
新型コロナウイルス感染症の流行によって、私たちの暮らしは大きく変化しました。
また、新型コロナウイルスが終焉したとしても、今後新たなウイルス感染症が発生する可能性もあります。
【新しい生活様式】に合わせた家づくりのポイントをご紹介いたします。
①手洗い場・洗面所の場所
リビングにウイルスを持ち込まないよう、外から帰ってすぐに手洗い・うがいができる場所を作る方が増えております。
②シューズクロークの設置
シューズクロークとは、靴を履いたまま入れる収納スペースのこと。玄関の近くにコートやかばんなどを収納できるスペースがあれば、キッチンやリビングにウイルスを持ち込みにくくすることができますし、花粉対策としても有効です。
③テレワーク・リモートワークを意識
新しい生活様式によりテレワークやリモートワークをする人が増えました。
完全なる個室が作れない場合でもリビングなどの広い空間にワークスペースを設け、可変式の仕切りなどで必要な時に個室化できるようにするのも良い方法かと思います。
④宅配BOXやパントリーの設置
コロナ禍で人との接触を避けるため、通販やまとめ買いをすることもありますよね。宅配業者との接触を避けるための宅配BOXの設置や、まとめ買いしたときのパントリー(収納)もあると便利です。
⑤換気や抗菌を意識した設備
施工会社によっては抗菌性能を持つ製品を取り扱っているところがあります。
自身で出来る感染症対策に+@で抗菌・抗ウイルス対策があると安心ですよね。
また、十分な換気ができる構造、非接触での脱衣・入浴が可能な導線など、
帰宅時に外部からウイルスを持ち込ませない設計が得意な会社も数多くございます。
コロナによってもたらされた価値観・暮らしの変化は、今までの日々の暮らしに少なからず影響を与え、新しい生活習慣として定着しつつあります。
「どんな家が安全で快適か?」は、そのご家族によってそれぞれですが、
間取りや動線を工夫することで、安全で快適な住まいになります。
ご家族で話し合って安全で快適な理想の住まいをつくっていきましょう!